第15回 繊維学会西部支部セミナー ポスター(PDF)はこちら
「21世紀を拓くナノファイバーテクノロジー」
一繊維技術にみるナノテクノロジーの現状と未来一
共催: 繊維学会西部支部、繊維学会先端繊維素材研究委員会(AFMc)、
繊維学会ナノファイバー技術戦略研究会、九州大学21世紀COE「分子情報科学の機能イノベーション」、九州大学高分子機能創造リサーチコア
協賛: 福岡ナノテク推進会議
情報・バイオ・環境を中心に、すべての産業の技術革新につながる可能性を秘めて登場したナノファイバーテクノロジー。すでにカーボンナノチューブをはじめ再生医療工学に至るまで、各国は最優先の開発課題として戦略的に取り組んでおり、ナノファイバー技術の確立は、極めて高い付加価値を持つ高機能、高性能材料を創出し、これらを利用した産業に著しい競争力をもたらすものと期待されています。繊維学会では、ナノファイバーに関連する我が国の優れた技術開発をさらに促進するため、世界に先駆けて「ナノファイバー技術戦略研究会」を設立し、産業界との接点を強固に保ちつつナノファイバーの研究成果を実用化、産業化につなぐことを目指しております。繊維学会先端繊維素材研究委員会(AFMc)では、昨年11月に「ナノテクファイバー」と題しIT技術やカーボンナノチューブを含む広い分野でのナノファイバーテクノロジーをご紹介する講演会を開催し、大好評を得ました。ナノファイバーへの期待が非常に大きなことを改めて認識いたしました。そこで、今同は「繊維技術に見るナノテクノロジーの現状と未来」と題した講演会を繊維学会の西部支部セミナーとして九州地区で開催いたします。特にこの分野はナノテクノロジーの中でも最も高度な科学と技術を必要し、実用化に関して大いなる展開が期待される領域です。多方面の研究者、技術者、マネージメント担当者の参加を期待します。
日時:2004年6月21日(月)10:00~17:30
会場:九州大学箱崎地区理系21世紀交流プラザ(下記のHPの76番)
http://www.kyushu-u.ac.jp/map/campusmap/hakozaki/hakozaki.html
〒812-8581 福岡市東区箱崎6丁目10-1
アクセスは下記のHPの箱崎地区をご参照ください。
http://www.kyushu-u.ac.jp/map/accessmap.html
参加費:一般:6,000円、学生:1,000円(テキスト代含)
交流会:3,000円
定員:60名(定員になり次第締め切ります)
プログラム
(10:00~10:30)
ナノファイバーを用いた高度産業発掘戦略
(テクノ戦略研究所) 本宮達也
(10:30~11:15)
カーボンナノチューブの合成技術と応用展開
(九大先導研) 吾郷浩樹
(11:15~12:00)
酢酸菌:3次元ナノビルダー
(九大院農) 近藤 哲男
(12:00~13:00)
昼食休憩
(13:00~13:45)
金属錯体をベースにする自己組織性ナノファイバーの設計と特性
(九大院工) 君塚信夫
(13:45~14:30)
イモゴライトの構造,物性および合成
(九大院農) 和田信一郎
(14:30~15:15)
バッテリーセパレーター
(山口大医) 比嘉 充
(15:15~15:30)
休憩
(15:30~16:15)
電界紡糸ナノ・マイクロファイバーによる組織工学骨格基材の機能的設計と医用デバイス化
(九大院医) 松田 武久、木戸秋 悟
(16:15~17:00)
ナノ力学物性
(九大院工) 田中敬二、梶山千里
(17:00~17:45)
3次元トモグラフィ透過型電子顕微鏡“ナノテクノロジーへの応用”
(九大超高圧EM) 金子賢治
(18:00-19:30)
交流会
九州大学ファカルティークラブ(記念講堂の2F、 下記のHPの78番)
http://www.kyushu-u.ac.jp/map/campusmap/hakozaki/hakozaki.html
申込方法:申込用紙に氏名・所属・連絡先(郵便番号・住所・電話番号・FAX番号・Email Address)交流会へのご出欠を御記入の上FAXあるいは電子メールにて下記の連絡先に申し込んで下さい。
申込期限:定員になり次第締め切ります。
問合せ先:九州大学 先導物質化学研究所 高原研究室内 「繊維学会西部支部セミナー」係宛
TEL:092-642-2721,2318 FAX:092-642-2715